社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問3 (医学概論 問3)
問題文
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問題
社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問3(医学概論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 筋肉は骨格筋と心筋の2種類からなる。
- 筋組織にはカルシウムを貯蔵する働きがある。
- 人体は約400個の骨からなる。
- 骨量は小児期に最大となり、青年期以降は減少する。
- 骨には血球をつくる働きがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
筋骨格系は、人体の運動機能に関わる重要な役割を担っています。
✕ 筋肉は「骨格筋」「心筋」「平滑筋」の3種類に大別されます。
✕ カルシウムを貯蔵するのは、主に骨で行われます。
✕ 人体は約200本の骨から出来ていますが、年齢によって骨の本数は変化します。
✕ 骨量は10代から増加し、20歳頃にピークを迎えます。そこからは横ばいで経過し、50代頃から減少していきます。
〇 骨の中にある骨髄に、血球をつくる働きがあります。
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02
この問題は、人体の主な器官系がどのような働きをしているかを理解しておく必要があります。
誤り
筋肉は、骨格筋、心筋、平滑筋の3種類からなります。
誤り
カルシウムの99%は骨と歯に貯蔵されています。
誤り
人体はおよそ200個の骨からなっていますが、年齢により変化します。
誤り
骨量は20歳前後に最大になり40歳代まで維持されますが、その後は年齢とともに減少していきます。
正しい
骨髄に血球を作る働きがあります。
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03
人体の基本である
筋骨格系の構造と機能に関する知識を問う問題です。
介護の現場では、利用者の身体状態を理解し、
適切な支援を行う上で必要不可欠です。
✖:誤りです。
筋肉(筋組織)は、「骨格筋」「心筋」「平滑筋」の3種類があります。
骨に付着し、体を動かすための筋肉です。
自分の意思で動かすことができる随意筋です。
心臓の壁を構成する特殊な筋肉です。
自分の意思では動かせない不随意筋で、
休むことなく拍動を続けます。
血管や消化管、膀胱などの内臓の壁を構成する筋肉です。
これも自分の意思では動かせない不随意筋です。
✖:誤りです。
体内にあるカルシウムの99%は、骨及び歯に存在します。
筋肉が収縮する際にカルシウムイオンを必要としますが、
これは一時的に蓄えられているにすぎません。
✖:誤りです。
成人の人体を構成する骨の数は、
個人差はありますが約200個(一般的には206個)です。
出生時には300個以上の骨がありますが、
成長の過程で複数の骨が癒合(一つになること)するため、
成人になると数が減少します。
✖:誤りです。
骨量が最大になるのは20歳前後です。
この時期の骨量をピークボーンマスと呼びます。
ピークボーンマスに達した後は、40代頃までその量を維持し、
それ以降は加齢とともに徐々に減少していきます。
特に女性は閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)の減少に伴い、
骨量が急激に減少する傾向があります。
○:正しいです。
骨の重要な働きのひとつに「造血」があります。
骨の中心部にある「骨髄」において、
血液の成分である赤血球、白血球、血小板といった
血球がつくられています。
骨折を放置すると、失血性ショックや血圧の低下につながるのは、
骨折部からの出血などによって引き起こされます。
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