社会福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問126 (福祉サービスの組織と経営 問3)
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問題
社会福祉士試験 第38回(令和7年度) 問126(福祉サービスの組織と経営 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 上司が強いリーダーシップを発揮することにより、部下の安心の基盤となる。
- 組織の安定性を優先させるために、意見の不一致や対立を回避する。
- 失敗や危惧、疑問などの情報も共有し、組織のパフォーマンスを高める。
- 職種・職位などに伴う権限を重視したコミュニケーションを行う。
- 業務改善や新規事業の推進は、発案した人が責任者となる暗黙のルールがある。
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この過去問の解説 (1件)
01
適切なのは、「失敗や危惧、疑問などの情報も共有し、組織のパフォーマンスを高める。」です。
心理的安全とは、職員が「こんなことを言ったら怒られる」「能力が低いと思われる」と不安にならず、自分の意見や疑問を伝えられる状態です。
失敗や心配な点も隠さずに共有できれば、問題の早期発見や業務の改善につながります。
適切ではありません。
上司が方針を示し、職員を支えることは大切です。
しかし、上司の考えが強く押し出されると、部下が反対意見や疑問を言いにくくなる場合があります。
心理的安全を確保するためには、上司が一方的に指示するのではなく、部下の意見を聞き、異なる考えも受け止めることが必要です。
適切ではありません。
心理的安全がある組織では、職員全員の意見が同じになるわけではありません。
異なる意見があっても、互いを否定せずに話し合えることが大切です。
対立を避けて意見を言わない状態では、問題が見過ごされたり、必要な改善が行われなかったりする可能性があります。
適切です。
心理的安全が確保されている組織では、職員が失敗を隠さずに報告できます。
また、「この方法で本当に大丈夫だろうか」といった心配や疑問も、立場にかかわらず伝えられます。
失敗や問題を共有する目的は、誰かを責めることではありません。
組織全体で原因を考え、同じ失敗を防ぎ、よりよいサービスにつなげることが目的です。
適切ではありません。
職種や職位に応じて、役割や責任が異なることはあります。
しかし、権限の強さを重視しすぎると、若手職員や立場の弱い職員が意見を言いにくくなります。
心理的安全がある組織では、職種や職位にかかわらず、必要な意見や情報を伝えられる関係がつくられています。
適切ではありません。
提案した人が必ず責任者になるというルールがあると、負担を避けるために職員が意見や提案を出さなくなる可能性があります。
例えば、問題に気づいていても、「言い出したら自分が全部担当させられる」と考え、黙ってしまうことがあります。
心理的安全を確保するためには、提案した人だけに責任を負わせず、組織全体で協力して取り組むことが大切です。
心理的安全が確保されている組織では、職員が失敗、疑問、心配、反対意見などを安心して伝えられます。
心理的安全とは、意見の対立を避けたり、失敗を許して何も問わなかったりすることではありません。
職員が率直に情報を共有し、組織全体で問題を改善することによって、より安全で質の高いサービスの提供につなげることが重要です。
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