社会福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問57 (障害者福祉 問6)

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問題

社会福祉士試験 第38回(令和7年度) 問57(障害者福祉 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

事例を読んで、次のうち、B市のC担当者(社会福祉士)がDさんに利用を助言する機関又は事業所として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Dさんは、軽度知的障害のある男性で、療育手帳を所持している。特別支援学校を卒業してすぐに障害者雇用に理解のある地元のスーパーに一般就労で就職し、3か月が経過したが、最近仕事を休んだり、遅刻したりすることが増えている。Dさんは真面目に仕事を続けたいと思っているが、慣れない環境でのストレスから、深夜までゲームに没頭して仕事に行けなくなったり、遅刻したりしてしまうことのほか、間食の摂り過ぎによって体重が増加したり、金銭管理がルーズになってしまったりなどのも抱え、生活面でのサポートも必要とするようになってきている。Dさんと二人暮らしの母親は、フルタイムで働いておりDさんのサポートを十分にできないため、B市の相談窓口に相談した。対応したCは、Dさんが利用できる機関又は事業所について助言した。
  • 公共職業安定所(ハローワーク)
  • 地域障害者職業センター
  • 就労定着支援事業を行う事業所
  • 障害者就業・生活支援センター
  • 就労継続支援A型事業を行う事業所

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、企業就労をしている障害者に対して、就業面と生活面の両方を支援する機関を適切に選択できるかが問われています。事例の中心課題と各機関・事業所の役割を把握することがポイントです。

選択肢1. 公共職業安定所(ハローワーク)

×:不正解です。

 

公共職業安定所は、職業紹介や求人相談などを行う機関です。Dさんはすでに一般就労しているため、現在必要なのは就職支援よりも、就労継続と生活面の支援です。

選択肢2. 地域障害者職業センター

×:不正解です。

 

地域障害者職業センターは、職業評価や職業準備支援、ジョブコーチ支援など専門的な職業リハビリテーションを行う機関です。しかし、事例では生活習慣や金銭管理など生活面の課題も大きいため、最も適切とはいえません。

選択肢3. 就労定着支援事業を行う事業所

×:不正解です。

 

就労定着支援は、一般就労へ移行した障害者に対して、就労継続のための支援を行うサービスです。ただし、原則として就労移行支援等を利用して一般就労した者が対象であり、Dさんのように卒業後すぐ一般就労した場合は対象にならないため、適切ではありません。

選択肢4. 障害者就業・生活支援センター

〇:正解です。

 

障害者就業・生活支援センターは、障害者の就業面と生活面を一体的に支援する機関です。Dさんは、遅刻や欠勤などの就労面の課題に加え、生活習慣や金銭管理など生活面の支援も必要としているため、適切な支援機関です。

選択肢5. 就労継続支援A型事業を行う事業所

×:不正解です。

 

就労継続支援A型は、一般企業での就労が困難な障害者に対して、雇用契約を結んだ上で就労機会を提供するサービスです。Dさんは一般就労を継続したい意向があり、退職もしていません。

現在一般企業で雇用契約を結んでいる(働いている)状態では、原則として就労継続支援A型利用の支給決定(利用許可)が下りない仕組みになっています。

まとめ

この問題では、障害者の「就業面」と「生活面」の両方に課題がある場合に、両面を一体的に支援する機関を選択できるかがポインです。

障害者就業・生活支援センターは、就労継続と生活支援を総合的に行う機関であることを押さえておくことが重要です。

併せて、他の機関・事業所の役割についても、しっかり把握をしておきましょう。

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