社会福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問123 (ソーシャルワークの理論と方法(専門) 問9)
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問題
社会福祉士試験 第38回(令和7年度) 問123(ソーシャルワークの理論と方法(専門) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- ひきこもり当事者に対するSNSやチャットを利用した関係性づくり
- 子どもが通う保育所で、いつも迎えに来る母親の代わりに来た父親からの相談
- 要介護認定の区分変更申請を受けた自治体の職員による訪問調査
- 認知症高齢者のための地域の居場所づくり
- 地域イベントにおけるつながりを創出するための街角相談会の開催
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この過去問の解説 (1件)
01
適切なのは、次の2つです。
「ひきこもり当事者に対するSNSやチャットを利用した関係性づくり」
「地域イベントにおけるつながりを創出するための街角相談会の開催」
アウトリーチとは、支援を必要としていても自分から相談窓口に来ることが難しい人に対して、支援者の側から働きかけることです。
適切です。
ひきこもりの状態にある人の中には、相談機関へ出向いたり、支援者と直接会ったりすることに強い負担を感じる人もいます。
そこで、支援者からSNSやチャットを通して働きかけ、少しずつ信頼関係をつくります。
本人が相談窓口に来るのを待つのではなく、本人が利用しやすい方法で支援につながろうとしているため、アウトリーチに当たります。
適切ではありません。
この場合は、父親が自分から保育所で相談しています。
支援者が、まだ支援につながっていない父親を見つけて働きかけたわけではありません。
相談者から持ちかけられた相談に対応することは通常の相談援助であり、アウトリーチとは区別されます。
適切ではありません。
この訪問調査は、本人や家族などから要介護認定の区分変更申請があった後に、認定に必要な心身の状態を確認するために行われます。
自治体の職員が家庭を訪問しますが、支援につながっていない人を見つけるために行う活動ではありません。
訪問することが、すべてアウトリーチになるわけではありません。
適切ではありません。
地域の居場所づくりは、認知症のある人や家族が交流したり、安心して過ごしたりできる場所を整える活動です。
このような活動は地域支援として大切ですが、居場所をつくること自体は、支援者から個人に働きかけて支援につなぐアウトリーチとは異なります。
ただし、居場所に来ることが難しい人を訪問して参加を呼びかける場合などは、その働きかけの部分がアウトリーチに当たることがあります。
適切です。
街角相談会は、支援者が相談機関の中で待つのではなく、住民が集まる地域イベントなどへ出向いて相談の場を設ける取組です。
相談機関を利用したことがない人や、自分の困りごとをどこに相談すればよいか分からない人とも接点を持つことができます。
地域の中へ支援者が出向き、相談や支援につながるきっかけをつくるため、アウトリーチに当たります。
アウトリーチでは、支援を必要とする人が相談に来るのを待つのではなく、支援者の側から接点をつくります。
家庭訪問だけでなく、SNSやチャットによる関係づくりや、地域に出向いて行う街角相談会もアウトリーチに含まれます。
一方、本人から申し出のあった相談への対応や、申請に基づく訪問調査は、支援者から新たな接点をつくる活動ではありません。
この問題では、支援者が自ら働きかけ、まだ相談につながっていない人と関係をつくろうとしているかどうかに注目することが大切です。
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